おもしろおかしなレクリエーション
レクリエーションは
楽しいし面白いもの
楽しく、面白くするためには、
とにかく一生懸命笑顔でやること。
すると、入居者さんの視線の先には
美化された自分がうつる。
- 孫や、自分の子供の若い頃と重ねる。
- 自分たちのためにやってくれている。
- かわいい子供にみえる。
これだけでも入居者さんに気に入られ、
応援される。
レクリエーションの参加率が上がる。
「あなたが
またやってね。楽しみにしてるから!」
と入居者さんに笑顔で言われるから、
嬉しくてやめられなくなる。
入居者さんは素直なので、
直接話し掛けてくれるから
分かりやすい。
気付いたら、自分が先頭に立って
やっている。
そして、少しズルいけど
これにもう1つプラスする。
適度な言い間違いや
失敗をする
これは、入居者さんや他スタッフから
ツッコミが入り、盛り上がる。
失敗しながらも一生懸命やっている、と入居者さんに思われて可愛がられる。
- ゲームだと
わざと的から外したり、
自分より入居者さんを勝たせる。
あまりわざとらしいと
入居者さんはニヤニヤして「わざとでしょー」と言うこともある。
入居者さんは優しいから、スタッフの
相手をして付き合ってくれている。
- 口腔体操だと
スタッフA
「はい!『からす』の『か』!」
入居者さん、スタッフB
「か、か、か!か、か、か!」
スタッフA
「はい!次は『からす』の『ら』!?」
スタッフB
「いや、そりゃ、『からす』の
『ら』だけども!」
スタッフAは
「『らっぱ』の『ら』と言おうと思っていたら、『からす』しか出てこなくなった」
と話してくれた。
入居者もスタッフも皆笑う。
最高に楽しい。
楽しいと、継続しやすくなる。
スタッフもストレスが軽減される。
ただ、入居者さんが不調の場合や拒否するのを無理に参加させてはいけない。
楽しくないし、入居者さんの気持ちを
考えていないことになる。
レクリエーションはおもしろく楽しいもの。
自分の演技力も試される。
やはり、スタッフが一生懸命やって
入居者さんに楽しんでもらうもの。
最初は気が乗らない入居者さんも、スタッフのおもしろおかしな一生懸命を見て、笑ってくれることもある。
いつも機械的にやって終わるのではなく、少しでも入居者さんの趣味や、テレビの話題を混ぜたりしてもいいかもしれない。