介護現場の仕事を覚えられるコツ3

今回は

介助のしかた

です。

場数を踏んで慣れるしかない

という人もいますが
そのとおりです。


出来なければ、
他スタッフについてもらい、
積極的にコツを聞きましょう。



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老若男女さまざまなスタッフが
いるので迷いますね。


・介護歴が長い人
・テキパキ動く人
・接しやすい人


など...


誰に教えてもらうかは、実は上記は
それほど重要ではないです。


1.性別

2.身長

3.年齢


で、自分に一番近いスタッフに
教えてもらうと、早く上達します。

1.性別
男性だと介助は力に頼っていることもあります。
移乗などの介助は、もしあなたが女性だとお手本にならないかもしれません。

2.身長
介助者の身長の高低で入居者さんに
掴まってもらう腕の位置、移乗するときの
持ち上がるお尻の高さが違います。

3.年齢
62歳の女性介護士が30歳の女性介護士の動きを
真似しては、腰を壊してしまうかもしれません。
力の差もあるので年齢が近い人の動きをお手本に
する方が良いかもしれません。


スタッフは他のスタッフがどんな介助を
しているか知らないことが多々あります。

体格や身長、性別などがばらばらで
教えてもらう人全員が違った介助を
していることもあります。



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そうですね。
もし不安であれば
OJT や、入社したてのときに
いろんなスタッフの介助を見せてもらう
ことをおすすめします。

その中から、自分に合った介助を
見付ければ良いです。
年数を重ねていくと、自分なりの
介助のしかたを見付けることが
できます。

どんなに介護歴が長くても、入社したては
難しい入居者さんの介助のコツが
なかなか掴めないときもあります。


入居者さんは敏感なので、
介助者の不安をすぐ察知します。


「落ちる落ちる」
「大丈夫?」

と口にされることもあります。
そのときは

「しっかり支えてるから大丈夫ですよ」
「1、2の3でいきますよ!」

など声を掛けることも大切です。

もし本当に危なければ無理に介助をせず、
他のスタッフをためらわずに呼びましょう。


・大声で呼ぶ
(ナースコールやPHSに手が行かないとき)
・部屋のナースコールを押す
PHSで呼ぶ


そうすれば
急いで駆けつけ、助けてくれます。

その後丁寧に教えてくれます。
自分が出来ないから恥ずかしい、
忙しいから遠慮して呼べないなどと
考えないようにしましょう。


大丈夫です。
皆、最初は出来なかったのです。
失敗しながら出来るようになって
いきます。



入居者さんを安全、安楽に介助することが
大切です。

気持ちよく介助が出来るといいですね。