これが出来れば大丈夫!

入居者さんやご家族は100人100色!

入居者さんやご家族への接し方には色々あります。今回は接するときに、これが出来れば大丈夫!
というのを4つご紹介します。


1. 適度なところで話を切り上げる
→介護をしているとちょっとした空き時間が出来ることがあります。入居者さんやご家族とコミュニケーションを取ることで、楽しい時間を過ごせます。
ただ、いつまでも会話していると、入居者さんや
ご家族はどんどん話をし続け、いつの間にか業務が回らなくなることもあります。


このあとに用事が入っていることを伝え、適当な
ところで話を切り上げましょう。その場で用事を
入れてしまうのもひとつの手段です。


どうしても話が長い人は他スタッフに自分のPHSを鳴らしてもらいましょう。そうすれば大抵の入居者さんは「仕事なんだ」と認識し、解放してくれます。

上記が出来ない場合、私は電話が掛かってきたと
言い、切り上げたこともあります(笑)



2. あいまいな言い方は避ける
→「ちょっと待って」「もう少し」などは入居者さんを不安にさせることがあります。

待たせる場合、すぐ戻るとき以外は「5分だけ待って」「15分くらい」などを伝えてから離れましょう。

もし自分がされたらどう思うかを考えましょう。

家族や入居者さんから物事を尋ねられて、分からない場合は
・分かる又は対応出来るスタッフに聞きに行く
・分かる又は対応出来るスタッフに投げる

ことをしましょう。

あいまいな言い方では、入居者さんや家族はよけいに不安になりますし、自分自身や施設への不信感に繋がります。



3. 一生懸命対応する
→入居者さんの中には、一生懸命な人を応援してくれたり気遣ってくれる人がいます。

周りをよく見ている方もいます。

お互いに気持ちよく過ごせるように頑張りましょう。



4. 敬語をつかう
→全て敬語にするのは難しいです。部分的にでもいいので、敬う気持ちを忘れないように敬語を使いましょう。

タメ口があまりに慣れていると、不快に思う入居者さんやご家族もいます。

入居者さんやご家族は私たちスタッフとの距離を勘違いされるかもしれませんし、スタッフも入居者さんとの距離を無意識に勘違いしています。

お友達ではありません。


上記が出来ないと入居者さんやご家族に不安や不信感を与えてしまったり、あるいは私たちとの距離を適切に掴めないことに繋がるので、スムーズな介助が難しくなります。

認知症や障害、病気があるからといって、100%に近いかたちで施設都合で対応しては、入居者さんは認知症が酷くなります。
ご家族に甘えすぎても負担をかけてしまいます。


丁度よいバランスが大切です。


お互いに毎日を気持ちよく過ごせるように、少しずつ頑張りましょう。